遺影
本題の通り、縁起の悪そうな話ですみません。
今の遺影は、過去の写真の中から抜き取り、
アップして服などは合成で済ませる。
当然ながらアップで加工するため、
どうしてもぼやけてしまう。
父方の実家にある曽祖父の遺影は、
写真ではなく手書き(おそらく鉛筆)で、
仕上げてある。
それを説明された時、
とても驚いたのを記憶している。
亡くなったのは40年も前の事。
なのに、写真よりも手書きのほうがずっと鮮明。
おまけにうっとりする。
父が将来の職は、
この遺影書きにしたらどうかとすすめられた。
また、位牌書きの職にしたらとも。
(葬式関係ばかりの職をすすめられたのかは不明
)
理容もすすめられたな。
父の考えで生きるためには、
腕に何かひとつ持ったほうがいいとの事。
当時は、障害者雇用法がなかったからだ。
障害者雇用法ができた今、
働きやすくなったのではなく、
入社しやすくなった。
いいことだけれども、
果たして本当によかったのか?
この法のお陰で、
なにくそ!というハングリー精神が、
弱くなってきたのではないか?
それに自営のろう者がいると驚くようになる。
昔はわんさかいたのに。
障害者雇用法は、
なんとか%障害者を雇用する義務です。
そうじゃなくって、
ろう者という理由で、
入社を断る事は法違反とするべきだと思う。
そうすれば、
日本のろう者は変わってくる。
その前に聾学校の教育をも変えなくてはならないな。
もし、
今も障害者雇用法がなかったら、
俺は遺影書きになっていたのだろうか…。
ちょっと後悔っていうか、
父の気持ちをもっと真剣に、
考えればよかったなという気持ち。
自分の道(夢)は、
自分でつかまないと、
生きていけないという気持ちを持たないと…。
明日、全国的に入社式がある。
どれぐらいの人(ろう者)が、
障害者雇用法をどう思っているのだろうか。















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